THE グッドライフナビゲーターブログ:16年07月22日

07.22

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7-05

私のパパは膵臓ガンになってしまった。
もって半年とのこと…

「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、ぼくは全然実感がなかった。

僕は、パパが風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「からだが丈夫なだけが自慢だ」
とパパ自身も常々言っていた。

そんな父親がガンだなんて…

私はお母さんが嫌いだけど、父親は大好きだ。

俺が高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
ママはつぶしがきかないと言って反対していたけど、
お父さんはやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。

オレにとって、父親は良き理解者だったのだ。

24時間1日と、
日ごとにやつれていくお父さんを見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
わたしは親父が楽しそうなところを撮影することに決めた。

バイト先のギャラリーが
2週間個展をさせてくれると言ってくれた。
ぼくは、大好きな父の写真集をつくろうと決めた。

死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でも親父は「面白そうだな」と言ってくれた。

病室で呼吸器をつけられた父を撮影した。
親父が営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎えるパパを写真に撮った。

父親が亡くなって、ボクは父親の写真展を開いた。
ギャラリーに訪れた父の常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、父との思い出を語ってくれた。

写真はあたしと父との共同作品になったと思う。
お母さんとの関係も少しずつよくなってきている。

おれは父の息子に生まれて、
本当に良かったと思う。

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